薄毛と上手につき合うという事
四十代も後半を向かえ、やはり髪のコシもなくなり、薄毛も目立つようになりました。
専属の美容師さんは「決して薄毛ではない。髪が細くなっただけ」と最大限気を使って慰めを言ってくれますが、やはり分け目の地肌が目立つようになったり、どこからどう見ても「薄毛」という印象はぬぐえません。
幸い、私は身長が高いので身長の低い方に比べると「上から頭頂部を見下ろされる」ということはなく、その点は幸いであると思っています。
ほど
とはいえ。
正面から見ても分け目の地肌が目立ってしまうことには変わりなく。
かといってAGA治療を施す必要性まである事もなく。
非常に中途半端といえば中途半端な状態にある訳です。
今更「増やす」ということは事実上不可能と半ば(以上)諦めてますので、今の状態を極力保ちつつ、かつ最低限「みっともない」と思われないようにしようと考え、現在実行に移しています。
まず、「今の状態を極力保つ」為にこれまでしていなかった頭皮マッサージを少なくても日に五分は行うようにしました。特に冬場は暖かい湯船に浸かりながら、頭皮をふやかし、その上でマッサージを行うよう努めました。
これはそれなりに効果があり(と当人は思ってます)、抜け毛の数が減ったと同時に髪も多少太さを取り戻してきたように思えます。
次に、髪型を殆ど坊主に近いベリーショートに変えました。
私たちの世代はどちらかというと坊主頭に抵抗があったのですが、やってみると意外としっくりくる上に分け目の地肌が目立つという事もなくなりました。髪型ひとつでここまで変わるものかと正直驚いております。
なるべくお金を掛けず、手間隙掛けて極力現在の状態と保つ。
正直「もう少し早く始めれば良かった」と思わなくもないですが、それでも一定の効果を得られたので、このまま続け、五十代六十代になっても「長い友達」の髪と末永く一緒に居られたらと思っております。